PHOEBUS 625&725

「ホエーブス」と言うストーブがあります。
これはオーストリア製でホワイトガソリンを使用します。
あらゆるストーブの中でも、その強力な加熱効率と
最適化された構造で絶賛を浴び、嘗てアウトドアの
必需品として重宝されていました。

しかしながら、ガスボンベ式等の台頭により衰退の
一途をたどり、近年生産中止となってしましました。
今では山の中でも、ましてキャンプ場でも殆ど見掛ける
ことはありません・・・・・。

現在、復刻版が生産、発売されております。
榮精機株式会社
http://www.sakae-seiki.co.jp/
■ 復刻版ホエーブスの製品紹介
http://www.sakae-seiki.co.jp/html/goods/Burner1/PHOEBUS.html


個人的に保管&使用しているホエーブスについて・・・
は3器のホエーブスを所持しています。
これらは母校にあった備品を譲り受けたものです。
・・・って言うか、OBになってから山岳部の部室に行ったら、
無残にも使われずに転がっていたのを「いらないんでしたら、くれませんか〜?」と
顧問に尋ねて拾ってきたものなんですよ・・・。

バイクツーリングや登山等で、俺は10年以上使い込んでいます。
現役当時から考えると・・・・・もうかなりの年数付き合っていますネ・・・。

大小のホエーブスがあり、大きいのを
「625」、小さいのを「725」と言います。
山岳部現役時代には大きいのを
「大ブス」、小さいのを「小ブス」と呼んでいました。(笑)

所持している3器のホエーブスです。
鉄製の缶に納められております。
といあえずオーバーホールして使用できる2器。
左が「大ブス」、右が「小ブス」です。
ツーリングやキャンプには主に「小ブス」を使用しています。
全3器です。
本当はもう1器あったと思うのですが・・・紛失しました。(泣)
山岳部現役の頃は全5器あったと思います。
左がオリジナルのままで、右がオーバーホールしたものです。
錆落しをして再塗装しました。
ポンピング機器や圧力調整弁も調整しました。
ホエーブスは補修部品がなかなか入手できないのが難点でした。
復刻版が製造されてから部品もナントか入りそうです。
パッケージには「made in Austria」とあります。
復刻版は勿論「made in Japan」ですけどネ・・・。
年式によってパッケージのロゴやデザインが違うようです。
「小ブス」は四角い緑とクリーム色の缶に入っていたものも
あったような記憶があります。
「大ブス」の分解写真です。
非常に単純な構造です。「大ブス」では圧力を上げる為の
「ポンピング」が装備されています。
ゲルネン等でボンベを熱しながらポンピングして加圧していきます。
ポンピングのパッキンは革製で、自作するかレストアして
何度も使用しました。
「小ブス」の分解写真です。
「大ブス」のような手動加圧機構はないですが、
殆ど「大ブス」と構造は同じです。
「小ブス」の着火模様です。
まず、固形燃料でボンベを加熱し圧力を上げます。
低地なら1分足らずで点火しますが、北アルプスのような高地
(2000m以上)では、時間がかかります。
不具合を起こした失敗例・・・・・。
圧力調整弁が故障してしまいました。
ボンベ内の加圧ガスが漏れ出して引火しています。
非常にアブナイです。(大汗)
常に装備する場合はオーバーホールは欠かせません・・・。

■ 当サイトでホエーブスが登場する頁 ■

http://www2.sen-shu.ne.jp/yatakarasu/dansou_kosou/phoebus.htm
http://www2.sen-shu.ne.jp/yatakarasu/kouya_oishi/k_o_09.htm
http://www2.sen-shu.ne.jp/yatakarasu/oodai/oodai_15.htm
http://www2.sen-shu.ne.jp/yatakarasu/mt_iwawaki/iwawaki_04.htm
http://www2.sen-shu.ne.jp/yatakarasu/iwawaki2002/iwawaki_005.htm



最近ではかなり高性能なストーブが販売されており、火力も十分に期待できます。
俺が思うに、ホエーブスはどのストーブよりも強力な火力があり、
使い捨てポンべがパッキングの邪魔になったりゴミなる事を考えればエコロジーな製品です。
よく故障とかして難儀をしますが、アンマリそう言った愚痴や悩みはないですね。
ハーレーみたいなモンでしょうか・・・。
使えば使いこなす程に愛着の湧く逸品です・・・。

でもぉ〜、コールマンのアンレデッドピークスワン・ストーブ」はチョイト気にかかる品物です。
¥13,000−ほどなんですけどネ・・・・・。


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