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奈良県五條市から
国道168号線
に入る。
紀伊半島へのアプローチは極めて限られている。
むしろその方が、秘境探索志願の俺のような人間にとっては好都合でもある。
狭く、そして見通しの辛い168号線をヒタスラ南下し、十津川方面に向かう。
大阪では散り果てた桜花も、標高の高い山間部では満開であった。
都会では季節はずれの桜を窓越しに眺めながら、先へ進む。
新緑の風が涼しげになんとも気持ちいい・・・・・。
山々の間を縫い、深い谷間を越え伸びる国道168号線。
大阪出発からおよそ3時間程で十津川に着いた。
そこから脇道に逸れ、龍神方面に進む。
細い道の山の奥へ奥へと進んで行くと、
「上湯温泉」の案内板が見える。
そう、これが今回の目的地の秘湯である。
おっ!!
ここャここャ!!
エライ
山奥やなぁ〜
山道に迫り出した駐車場があった。
出谷温泉公衆浴場つるつる乃湯
が谷下の川縁に見えた。駐車しているクルマが殆どなかった。これは空いているぞ!!意気揚々と川にある建物まで降りていった。
上湯茶屋は廃止!?!?
足どりも早い"世紀末覇者"
上湯温泉出谷公衆浴場
以前の露天風呂
噴出する温泉
公衆浴場専用"野猿"
上湯温泉
は数件の旅館と公衆浴場がある静かな湯治場である。
十津川、湯泉地、湯ノ峰に隠れ、知る人もそれほど多くなく、また
紀伊半島を専門をしてきた俺でも初めて訪れる場所である。
以前は
上湯茶屋
という名でマニアをくすぐる秘湯として営業
していたがその浴場も2002年度で廃止され、新しく建設された
浴場が営業している。偶然にも、この新しい浴場は開業してから
10日
しか経たないらしい。
優雅な山の風景と清涼感あふれる上湯川のせせらぎが非常にいい。
建設間もない公衆浴場であるが、これからの充実が期待できる、正に
リラグゼーションするに相応しい紀伊半島の温泉である。
旧浴場の入口・・・
旧浴場です・・・
男湯らしい・・・
これは民宿の露天風呂です
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